いつか滅びるこの海が

いつか滅びるこの海が
肌をじりじり焦がすので
今夜きっと寝付かれぬでしょう
(「蒼い夏」岡本おさみ



ポランさんの、プロによる2箱古本市へ。大泉学園へ行くには、国立まで自転車。西
国分寺から武蔵野線で新秋津。そこから歩いて西武池袋線の秋津、そして大泉学園と、大変なんだよ。
大泉学園へ降りたのも初めて。ぼくが行ったのは11時30分ぐらいだったが、すでに古本者がわさわさとたかっている。石神井さん、ポランさん、風船舎夫婦に挨拶。さっそくぼくも店内の箱に取りつく。3000数百円分買う。奥野他見男が2冊買えたのがよかった。
表の縁台で石神井さんと、書肆アクセスについて話す。書肆アクセスが一軒なくなることは、書肆アクセスが一軒なくなることにとどまらない影響がある、と意見が一致。
夕やけ番長の運動靴、未使用、箱入り(500円)なんて、へんてこなものまで買って、池袋へ移動。イルムス館の古書市へ。矢吹申彦風景図鑑が、難ありだが840円。ほか、横山ノック夫人の書いた本を300円、72年の少年マガジンが、フォーク特集で、巻頭グラビアが拓郎と泉谷の対談、これが500円。この記事をまとめたのが、詩人の清水哲男さん。オヨヨ!
神保町へ移動。チケットショップで、新宿末広亭株主優待券を買うつもりが、なかった。家族で夏休み中に行くつもりだったのだ。
しかたなく、彷書月刊編集部の方へ歩きだすと、ちょうど自転車に乗ったタムラさんと遭遇。いっしょに編集部へ。校了空けで、タムラさんだけ。グレゴリ青山さんから届いたというビールで喉をうるおす。
コミガレで、東京人、加藤芳郎『オンボロ人生』『オジサマ天国』(コダマプレス)を買う。