「あーあ」と言っている

わずらわしさだけを くるくるかきまわして
通り過ぎた夏の匂い 思い出して
懐かしいね
(「襟裳岬岡本おさみ



とくに書くことないんだよね。一日中しごとをしてました。一日中、ってはウソだけど。
ゲラや掲載紙誌が次々届くので、ずいぶん仕事をしたんだな、と思うぐらい。
この夏も青春18は使えなかった。どこかへ行きたいんだけどね。
気がついたら「あーあ」と言っている。ときどき、電車のなかでも、油断して言ってしまうんだよな。ぼくのこと、どういう人かと思うだろうね、隣に座っている人は。 
「キング」って若者向け雑誌に頼まれて、三島由紀夫『不道徳教育講座』について書いたんだけど、三島はすでに死ぬなら盛大に死ね、と書いている。それが自殺防止法だと。三島は芥川賞をとっていないんだよな。それでも芥川賞選考委員をつとめた。
新潮文庫、梶井の『檸檬』のカバーが変わりました。ずっと同じのを使ってたけど。新しくなると、また欲しくなるな。すでに3、4册は持ってるけど。
阪神、どうもいけません。