そうか、高平哲郎堺正章インタビューは『みんな不良少年だった』に収録されていたか。しかし、河出文庫版は、ぼくの記憶にあるものがない。手が加わったのだろう。『スタンダップ・コメディの勉強』にも、ニューヨークで高平が堺と一緒に舞台を見たことが描かれている。
今日は高円寺へ。筑摩の『東京空間 1868-1930』の1と3が各500円で出ていた。バカ安。ほか、ごちゃごちゃ、少しだけ買う。
夜はオムライス、ぼくが家族の分も作る。ゴハンにケチャップだけではなく、少しウスター・ソースをまぜるのがポイント。
深夜、これもストライクゾーン、BSで、井上ひさしてんぷくトリオに書いたコントを、ぐっさん、ココリコ田中、中村獅童が再現。演出は三宅裕司。というのを見る。客が甘いので、これは参考にならず、判断が狂うが、三人はよくやったのではないか。そのことを踏まえつつ、やっぱり、コントは生もので、なかなか同じクオリティで再現するのは難しい、とも思った。てんぷくが井上ひさしコントをやったのは「九ちゃん」。小林信彦も作家として参加していた。見ながら、文学、音楽、映画など、自分の好尚のなかで、「笑い」がいちばん好きかもしれない、と確認。それだけに、評価が少し厳しくなる。