あれこれ、春だったね

okatake2008-03-22

20日夜は西荻で、毎日新聞社・三宅、「大人のウォーカー」編集長・玉置くんと食べ、飲み、歌う。三人とも枚方第二小学校卒で、いずれも東京で知り合い、再会した。二人はこの春から大阪へ戻るので、お別れ会。
21日は、五反田だったが、昨夜遅くまで飲んで、寝坊して出遅れ。慎ましく3冊だけ買う。昼は、学研の中村くんと食事しながら打ち合わせ。学研新書、7月と決まる。これまでミクシィで書いた原稿をプリントアウトしてもらったが、すでに相当量の分量がある。これで全体像が見えた。各章を仕上げていけばいい。
ミクシィと言えば、メールで、マイミクの片岸さんが3月25日生まれ、と知る。あの古本娘も三月生まれか! 三月生まれは古本者が多いことをこれで確信する。片岸さん、4月1日の「だいこんの会」おいでや。三月生まれの合同誕生日をやろう。
午後、サンデー毎日。終えて、4階へ上がると、文化部の手塚さんに呼び止められる。「岡崎さん、じつはお話が」というので、「ええっ、ケッコン?」と言うと、ガハハと笑う。笑うところやないやろ。聞くと、大阪の文化部に異動になるという。なんだ、みんな大阪へ行ってしまうのね。喫茶店でお茶しながらあれこれ話し、大阪でまた会いましょうと約束をしてお別れ。
今日は、高円寺へ。中央線の即売会。高円寺駅前交差点で、「追分コロニー」さんとばったり。一緒に会場に。手を抜かず、買った本を書きます。一週間ほど前から、古本購入ノートが見つからず、どこかに記録しておかないと。
吉田精一『随筆入門』新潮文庫100円、アレク・ウォー『逢いびき』角川文庫100円、高垣眸まぼろし城』少年倶楽部文庫350円。鈴木健二『奥様こんにちは』主婦と生活社300円、寺山修司『愛さないの愛せないの』フォアレディース1000円、金井美恵子『ながい、ながい、ふんどしのはなし。
筑摩書房300円、上林暁『ばあやん』筑摩書房500円、マンガ雑誌付録300円が2冊。昭和初期と思われる「夏休みの友」150円。
「追分コロニー」さんと昼食とりながら話す。この春から西荻を引き上げ、いよいよ追分を本拠地として、古本屋稼業をする。暖かくなったら、また行こう。
国立「ブ」は文庫新書200円均一セールで、光文社新訳文庫『カラマーゾフの兄弟』1から3(4.5は所持)、実相寺昭雄ウルトラマン誕生』ちくま文庫吉田健一『時間』講談社文芸文庫を買う。105円棚から、大森黎『嘘ついたら針千本』読売新聞社を、これはすぐに読了。NHKのテレビ開局草創期にディレクターとなった女性の回想。同居していた妹が、大森暁美の本名で女優として日活から民芸、そしてテレビへ。この大森暁美。キムタクと常磐貴子主演の「ビューティフルライフ」で、常磐貴子の母親役をやったヒト、といえば、思い出す人も多いだろう。なんか、自然な演技で印象に残ってるよねえ。「風林火山」では、志摩役、というが、こっちはわからない。昭和30年代文献として読みました。
彷書月刊」4月号は「大正十年書生生活 岡本一平『人の一生』を読む」と、おもしろそう。ぼくは、枚方市牧野「古本屋台」を紹介。QBBの連載「古本屋台」を読むと、最後のコマにぼくらしき人物が!