桜咲く

okatake2008-03-26

桜が、あっというまに開きましたね。国立駅前、一ツ橋の大学通りの桜並木は、今月末から初めぐらいが見頃か。
今日は、6月5日刊のポプラ社文庫『古本道場』のゲラ渡し、打ち合わせを、昼飯食いがてら御茶ノ水で。ポプラ社のYさん、Kさんと山の上ホテルの天ぷら屋へ。5000円以上の昼の天ぷらの定食を食べる。お二人とは、『古本道場』が出た後、会った以来で、たぶん3年ぶりぐらいか。Kさんから、創刊のポプラ社文庫、名著誕生シリーズのブルース・ローレンス『コーラン』をもらう。
サンデー毎日で仕事。帰り、「ささま」へ。315円棚に思潮社のレンガみたいな『谷川俊太郎詩集 続』があって、これが315円とは! ほか詩集がたくさん105円で出ていた。鮎川信夫『失われた街』のみ拾う。あと、戸板康二随筆集『午後六時十五分』三月書房、思潮社の函入り世界詩論大系も好きで『現代ドイツ詩論大系』(装幀がいいや、真鍋博)、それと文庫から改版新装の新潮文庫松本清張を二冊。これは九州へ持っていこう。車中で「或る『小倉日記』伝」「菊花」を再読。新潮文庫の傑作短編集、全6冊は解説が平野謙。これは、その昔、非常に異色な組み合わせに思えたものだった。
明日の朝、TBS出演を終えてから、ぼくだけ九州出張です。「読書の腕前」イベント。ゲストは北尾トロさん。福岡の古本屋、ひさしぶりにいくつか回ってきます。したがって日誌はお休み。
『女子の古本屋』の著者割引で買ったのがようやく届いたので、九州から帰ってきてから、知人等には送るつもり。