『紀香魂』を読む日が

●追加

はいはい、見ましたがな「情熱大陸」。このブログをごらんの方なら、視聴率100%に近いんじゃなかろうか。内澤・河上夫妻始め、知ってる顔がいっぱい出てきました。内澤さん、かっこいいよなあ、は誰でも御覧の通り。夫の河上くんが、「夫婦善哉」もしくは、上方夫婦漫才(もしくは離婚後)の男役に演出されていたのは、仕方ない。そういう絵が一番おさまりがいいのだから。しかし「情熱」に関しては、番組を作ったスタッフにもそう言えるのではないか。おそらく放映分の何十倍もビデオを回しているはずだから。内澤さん、河上くん、ごくろうさまでした。
その前、NHk教育で吉田秀和をやっていて、インタビュアーで堀江敏幸さんが登場。堀江さん、原稿、手書きなのな。吉田秀和をひさしぶりに読み返すことにする。
あ、林哲夫さんも書いているが、今月号の「波」は必読ですよ。池谷伊佐夫さんの「古本つれづれ草」というマンガの新連載が始まり、巻頭は、四方田犬彦『先生とわたし』刊行記念の巽孝之対談があり、いよいよ神域に達した佐野洋子「シズちゃん」連載がある。






あれ、もう7月か。悪い酒、悪い眠りで、ぐずぐずしているうちにもう夏だ。
最近、パソコン不調で、なかなか立ち上がらず、再起動を繰り返し、やむなくコンセントを抜いてから、という作業を繰り返している。いつか、パチンとシャボン玉が壊れるように壊れる日が来る気が。
昨日は、夕方から今朝まで、中央線高架作業のため、中央線が止まるというのに、武蔵小金井へ。「彷書月刊」取材で、伊東書房へ。ここ、いい店なの。均一で数冊。武蔵小金井は長らく、周辺の風景があまり変わらなかったが、ここんところへ来て変貌しつつある。中央書房支店は撤退していた。
藤原紀香『紀香魂』届く。「中央公論」用だ。まさか『紀香魂』を読む日が来ようとは。
ポプラ社PR誌「アスタ」から書評依頼。芦原すなおさん新刊『海辺の博覧会』がゲラで届く。芦原さんには取材で2度お目にかかっているが、好感度高し。
神戸の海文堂書店から、3月末にやった一箱古本市の売れ残りが返却されてくる。29冊売って、6冊残った。なんか、遥か昔のようなできごとに思える。
今夜、「情熱大陸」に、いよいよ光り輝くイラストライター内澤旬子さまが登場。みんな、当然見るでしょう。ぼくも見る。では、では。