あのアルバム、このアルバム プラス告知

緊急告知 
いよいよ、夏の下鴨、迫って来ました。東京からも続々と古本者が集結すると聞いてます。そこで、初日、11日の夜、ひさびさに「すむーす友の会」を、「ディラン・セカンド」で開きます。林哲夫さんの本(白水社)がまにあえば、出版記念会を兼ねて、大いに盛り上がりましょう。岡崎、山本、扉野くん、東京から魚雷くん、たぶんナンダロウくんなども集結予定(え、いま初めて聞いたという人は、お心づもりを)。そのほかのみなさん、11日の夜、予定、開けておいてください。詳細は追って、このブログ、林さん、山本のブログでも告知します。




参院選投票日は雨、のち晴れ、のち雨。高円寺即売会、常田さんがペーパーバックをたくさん放出していて、一こまマンガの洒落たのを3冊買う。200円。西岡たかし『満員の木』は復刻で、以前、元本がえらく高くついていたのを見たが、これ、田名網敬一なんだな。装幀とイラストが。800円。つのだ☆ひろ『風に吹かれて メリー・ジェーン』三一新書が250円。毎日のネタ用に、俵萌子『ママ、日曜でありがとう』サンデー新書300円。そうか俵さん「萌」が名前に入っているんだ。こんなことになるとは思わなかっただろうな。あ、よく見ると、萌は草冠の下に月二つだ。
夜、阿佐ヶ谷・青柳邸で「新阿佐ヶ谷会」。この夜は、以前も書いた、幻戯書房『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』の見本ができて、河上くんが持参。一冊もらって、初めて、実物を見る。戦前の阿佐ヶ谷の写真を使った装幀がいい。さすがは間村(俊一)さん。本人を前に「さすまむ」と呼ぼう、とギャグを飛ばすが、噛んでしまって不発。
この夜は常連プラス、『アルバム』に執筆した堀江敏幸さんも遅れて参加。部屋へ入ってくると、白水社ならび、仏文関係のきれいどころが一斉に、これまで見せなかったようなバラ色の顔で萌えていた。ううむ、堀江さん、女性ファン多いぞ。ぼくは、堀江さんを読んでいたばかりなので、ちょいと緊張する。NHkの吉田秀和を特集した番組での裏話などを聞く。
カメラマンの田村さんから、昨年、「週刊新潮」グラビアで撮影した際の京都の写真をアルバムにして、贈呈される。これは、うれしかった。
気がついたら、ビール、日本酒、焼酎と注ぎ注がれでどろどろになり、10時過ぎたところで退散。帰って原稿を、と思うが、そのままベッドに倒れこむ。さあ、明日から(つまり今日)大変だ。