知り過ぎるほど知ってる

6日朝、朝食のテーブルで、ホットケーキを食べながら、娘が目の前の新聞をじっと見ている。何を熱心に見ているのかと思えば株式欄。「何を見てるんや」と問うと、「ブックオフ、値下がりしてる」と。株まで気になるのか!
午前、BS2「週刊ブックレビュー」スタッフ来訪。わが家の書斎を撮影、少し喋る。来週、スタジオで岩波文庫について語り、書斎の映像とともに、たぶん15日あたりに放送になる予定。
昼過ぎ、スタッフ引き揚げ、昼飯たべついでに立川栄「ブ」へ。コンビニコミックスの味平を抱えて、文庫の棚を見ていると、隣にいた白髪の男性から「岡崎さんですか」と声をかけられ動揺する。近くに勤めておられる方で、このブログも読んでくださっているそうだ。
BSで小沢昭一が出ているので見ていると、小沢昭一の事務所から連絡。著者インタビューOkになり、取材日決まる。
夕方、瀬戸くん御一行が来訪。「外市」出品用の本を取りに来てくれたのだ。みんな本好きなので、まるで古本屋を見るように、棚を見ている。本に値段をつけておくべきだったかもしれない。今日は二度も棚が人の目にさらされた。
夜、高田馬場毎日新聞社の担当Iさんと出版部のMさん、女性二人と飲む。隣の部屋がにぎやかだと思ったら、早稲田大の山岳部のOBたちだったらしい。みなさん、元気。
帰り、高田馬場「ブ」の小さい方で酔い覚まし。植草甚一鬼平対甚一』が500円、ちくま文庫、『遠野物語の原風景』を105円で買う。このところ、「ブ」のシステムが変わることになり、いちいち、その説明をレジで受けることになる。これがめんどうだ。もう知り過ぎるほど知ってるちゅうねん。俺を誰やと思うとる、と言いそうになる。
今日は国際ブックフェアーでお喋りをして、そのあと池袋往来座外市へ。山本善行と落ち合う予定。古本ソムリエを見たい人は、夕方5時に。しばらくいます。