ジャズで底抜け

昨日は原稿を三つ書き、夕方、吉祥寺から西荻へ。また吉祥寺「ディスクユニオン」に寄り、ジャズの中古CDを4枚買う。スタン・ゲッツ「ウェスト・コースト」、エリック・アレキサンダー「ノー・プロブレム ワン・フォー・オール」、セロニアス・モンク「モンクス・ムード」、ジョージ・ウォリントンを一枚。その前は、アン・サリーの新譜を買ったし、どうも底が抜けたようだ。
吉祥寺から西荻までガード下を歩き、近道しようと駐車場を斜めに、花壇の柵をジャンプして飛び越したところで、「あ、岡崎さん!」と声が。見ると、自転車に乗った海月さんだ。これから西荻「のらぼう」で、編集者Fさんと海月さんとお食事。
彷書月刊」は「日本の幽霊」特集。「ちくま」のぼくの連載は、尾崎澄子さん登場。
今日はサンデー毎日。この時期、毎年、戦争特集で、戦争の本をたくさん取り上げる。ちょいと苦労しました。その前に、今年も秋に出る毎日ムック「神保町ガイド」の打ち合わせ。ジャズ喫茶「ビッグボーイ」の取材を志願する。そのほか、あれこれアイデア出す。表紙を尾崎澄子さんで、と提案する。きっと書店で目立だろう。
サン毎終え、神保町を歩いていると、見知らぬ若い男性から声をかけられる。「あのう、テレビに出ていた方ですか」と言う。週刊ブックレビューのことならん。少し立ち止まって言葉を交わすと、なんと、彼、小平図書館の古本バザーで、ぼくに声をかけ「みなみらんぼうさんですか」と言った彼だった。「お顔を見たことがあると思って、名前がどうしても思い出せなくて、みなみらんぼうって言っちゃったんです」と種あかしをする。すいませんと謝るので、「なんの、なんの、あれは受けたよ。みんなに話したもん」と言っておく。
彷書月刊編集部へ寄ってお喋り。このあと、カフェ・ヒナタで河上くん、魚雷くん、退屈くん、柳ケ瀬さん、右文書院の青柳さん、それに畠中さんを交え、書肆アクセス記念本の打ち合わせをする。右文書院が版元を引き受けてくれたのだ。河上くんの詳細な企画書ができており、ぼくも少し意見を出す。
帰宅すると、「ゲーテ」最新号が届いていた。文庫特集に出場している。