夕風に秋の気配あり

昨夕、原稿を投げだし、高円寺「コクテイル」の久住兄弟ライブのイベントへ。日中の陽は真夏なみだが、日が落ちはじめると、吹く風に秋の気配あり。虫の音も。
三鷹で途中下車。「上々堂」の売り上げ金をもらいに。ところが、この土日、三鷹の南口商店街で阿波踊りがあったのだ。沿道に人が場所取りをして座り、さまざまな屋台が。メインストリートは車両通行止めとなり、すごい混雑。高円寺に住むころから、この高円寺でもある阿波踊りを、ぼくは忌避していて、いまもなるべくその日は近寄らないようにしている。三鷹よ、お前もか。
せっかく楽しんでいる人に水を差す気は毛頭ないが、ぼくはイヤ。嫌い。祭りは古本まつりだけでたくさんだ。
「コクテイル」ライブは盛況だった。京都「ガケ書房」ライブで集まった面々と再会するかたちで、互いに「楽しかったねえ」「また来年も」と言葉を交わす。ライブはほとんど久住兄の独壇場で、東京駅「キヨウケンのシュウマイ弁当」がいかに優れているか、あと中央線を各駅順にたどり、あれこれ喋る。お兄ちゃんを前に控えめな弟の卓也さんの表情がいい。しかし眼の手術の話は怖かったなあ。
ライブ終わるころ、ささまの野村くんが来て、ぼくも外へ出て、路上で飲みながら「ささま」話を聞く。これもお金を出したいくらい面白かったです。おわり
あ、この土日、周辺の「ブ」で単行本５００円、某「ブ」で文庫２００円セールがあり、買い込みました。文庫２００円のほうが買えるなあ。