すっかり春。「春だったね」が口をつく。11日は娘とトキワ荘跡かいわい散歩(椎名町)。前に来たときはなかった、トキワ荘を紹介する展示、本が置かれた「お休み処」で散策地図をもらい、二階でテラさんの部屋を復元したコーナーを見る。「松葉」は写真を撮っただけ。「春近書店」へも寄る。ここはいい古本屋だ。「古通」に書けると思う。帰り、所沢駅で思いがけない人にばったり出会う。20年以上ぶりか。エレベーターで移動しつつも、キャアキャア喋る。
12日は自転車でフラフラと国分寺へ。ひさしぶりに昼時は行列のできる「フジランチ」でハンバーグ定食720円(ランチとなり少し安い)。目の前で、大勢の注文に対応し、遅滞なく躍るように働く老夫婦に感心し、見惚れる。揚げる、焼くはお父さん一人の役目。フライパン3個、揚げ用の油鍋が忙しく働く。「七七舎」へも寄り、講談社文芸文庫を。これで三日続けて講談社文芸文庫を買うことに。半額ぐらいにならないと、なかなか買えない値段。
8日に届いた「徹子の部屋スペシャル」3時間のVを見て、翌日午前締め切りという、キャッチからリリースまで一日もない超タイトな「アカハタ」試写室の仕事をこなす。懐かしい名前(生きてたのか!)、マーガレット・ドラブルの新作邦訳『昏い水』新潮クレストをガシガシ読む。70代で現役バリバリの元気な女性が主人公。
北九州を旅した原稿が掲載された「雲のうえ」第28号、好評な由、よかった。無料で入手(おそらく郵送料のみ負担)できるはずですので、以下にお問い合わせ下さい。牧野画伯とのコンビでの、いい仕事になった。読んだら、挟み込みの感想ハガキを、ぜひ書いて出して下さい。お願いします。
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