昨日、「新潮講座」で大森へ。18名が参加。馬込、山王文学さんぽ。けっきょく下見できず、ぶっつけ本番だったが、やっぱり道に迷ったり、参加者にご迷惑をかけてしまった。郷土博物館と川端龍子記念館(とても立派な美術館)、そして三島由紀夫邸を外から眺める。計画したコースの3分の1でリタイア。地元・大森在住の男性がいて、リードして下さり、ずいぶん助かった。途中からコンダクターはこの方に。担当のMさんに「おかざきさん、緩いなあ。まあ、そこがいいでんすけど」と言われてしまう。岡崎「新潮講座」は、打上げの飲み会、そしてカラオケが、もうセットになってしまっていて、この日もそうなる。ほとんどの方が参加して下さった。ドンキの4Fか5Fに入っている大森「ガスト」が、ちょっと不思議な場所にあり(駐車場のあるフロア)、20名近くがいきなり行って、普通は固まって座れないが、大きな個室を用意してくれる。これで助かった。
帰り、同じ方向の参加者と中央線で喋っていたのだが、高円寺在住の男性が、「今日、ちょっと不思議に思ったのは、途中何度か道に迷ったけど、誰もスマホを見ないんですね。三島邸も、いまもあるかどうか、スマホを見ればわかるし、私は見てわかっていたんですが、やっぱり誰もスマホで確認しない。おもしろいと思いました」と言われて、そうだなあ、と初めて気づく。別にスマホを禁止していないし、ぼくも所持しているが、なんだろう、迷うのも楽しいということなのだろうか。三島邸は今でもあるかどうか、ドキドキしながら行って、あったと分った時は、ちょっと感動したもの。次回は6月2日(土)、午後2時から。幸田文『流れる』の読書会をしてから、舞台となった(特定はされていないが)柳橋近辺をぶらつき、両国橋を歩いて渡り、両国周辺もちょっと歩いて(回向院や吉良邸跡)飲み会、ということになります。今度は、ちゃんと事前にリサーチします。大森編で初めて参加して下さった男性が、ちょうど今、幸田文を読んでいるということで、その符合に驚いた。お申し込みは「新潮講座」まで。
あと、打上げで、参加者の男性から、二俣川の古本屋「友書房」の話を聞く。この男性、ご店主と、よく飲みに行くそうだ。異色の店らしい。古ツアさんは、もちろん踏破済み。二俣川かあ、相鉄線かあ。