書き込みいろいろ

okatake2010-10-26

光文社新書メールマガジンで、「蔵書の苦しみ」連載はじまりました。修了後、加筆のちに新書になる予定です。一カ月ごとの更新です。
担当者の都合で、今週は、今日「サンデー毎日」へ。ちょい風邪気味。マスクを渡される。「すいません」と言うと、あなたのためじゃない、まわりのみんなのためよ、と言われる。そうか、マスクはそうだな。マスクをするのは、小学校以来のことなり。
帰り、発作的に高円寺で下車。都丸の壁均一を見る。小村雪岱日本橋檜物町』中公文庫が100円であり、まさかと思ったら、いたるところに線引きがあった。しかし、それが真直ぐの棒線ではなく、弧を描くかたちでデザイン化されたような線引き。初めてみた。買っておこう。中央公論社の新書判の『現代音楽に関する3人の意見』は、團伊玖磨芥川也寸志黛敏郎による鼎談集。カバーは恩地孝四郎で100円。これも珍しいと思ったら、こっちは赤と青の色えんぴつで、当該個所を囲む線引きがいたるところに。しかし、非常に珍しい本なので買っておく。あとで日本の古本屋で調べたら、たった一件ヒットし、8400円ついてた。
新刊、伊吹隼人『「トキワ荘無頼派 漫画家・森安なおや伝』を読んでいたら、徳尾書店・高畠くんの名前があちこちに出てくる。そうか、徳尾くん、二十代に森安と親交があったんだ。こんど会ったら、くわしく話を聞こうっと。
東京新聞から村松友視新刊『ギターとたくあん』の書評依頼がくる。これはホリプロ堀威夫についての本。そういえば、ぼくをホリプロの文化人部門に入れてくれるという話、どうなったか。最初っから、無理そうな話だったが。
ビッグイシュー」は、三谷幸喜和田誠『これもまた別の話』が新潮文庫に入ったのでこれを取り上げる。めちゃくちゃおもしろくためになる映画対談集です。それにしても、前著『それはまた別の話』が文春文庫だったのに、こんどは新潮文庫とは、ちょっと解せぬ話だ。