関東ローム層と若者たち

okatake2009-02-24

この月火、ぼく、何してたんだ。って、他人に聞いたりして。
娘が中間考査中で、試験対策を手伝う。地理の教科書を見ながら問題を出す。「関東ローム層」って、これ大事。ちょっと書いてみぃ? 「層」の字が違うやろ。火山灰が降りつもってやな、とさも最初から知っていたように教える。妻が仕事なので、夜、カレーを作る。カレー父さんだ。
「あった、あった。」は、石川達三『金環蝕』を取り上げる。ふむふむ、そういう話か。「スタンバイ!」は、例によって何を取り上げるか困るが、熊井啓『映画「黒部の太陽」全記録』新潮文庫を見て、そうそう、これこれ、と。「黒部の太陽」、小学校のとき、学校から見にいきました。それっきり。再上映もDVD化もされていない幻の名作なのだ。中学の修学旅行で黒部ダムへも行っている。その夜、宿で、7人部屋に同級生で泊まり、うち一人がウブ中のウブで、どうして赤ちゃんが生まれるかという、生殖のことを知らないことがわかり、みんなでよってたかって実演して教える。「ウソや、ウソや!」と彼は興奮していた。これ、どうかな? Q、B、Bさん。
「デ」で、「くるり」ライブ2枚組と、原田知世「My pieces」を買う。「デ」は色札別値引きをやめて、体制が変わったのか、5%割引の申し込み書に記入し、CDの盤の状態確認もあった。これまでなかったこと。
クラフト・エヴィングさんが『ないもの、あります』ちくま文庫を送ってくださった。たった一回、取材させてもらっただけで、本をあれこれ送ってくださり、恐縮する。これは「堪忍袋の緒」、「舌鼓」、「左うちわ」など、日常会話で成句になっているものを、実際にビジュアルで絵で見せて、それについてエッセイに。「目から落ちたうろこ」って、どんなうろこ? ってことだが、なんとも洒落たアイデア
あれこれ、受贈書、個展など告知ができなくてすいません。
永島慎二『若者たち』を久し振りに読み返し、感慨が。
ゴヤブックマークに出品する古本、そろそろ準備。えい、これも、えい、あれも! ご期待あれ。
ジェフリー・ディーヴァー『12番目のカード』をいまごろ、読み終えたが、このあれよあれよのどんでん返しが、2度、3度と繰り返されるうちに、ちょっと馬鹿馬鹿しくなってくる。いや、おもしろいにはおもしろく、それでじゅうぶんと言えるが、これでは何もかも信じられない。このまま行くと、首から下が動かないリンカーンが、突如立ち上がり、「じつは、障害なんていっさいなかったんだ。敵をあざむくために」と言い出しそうだ。未読の『ウォッチ・メーカー』は500円以下で売っていて、「青春18」で長時間、電車に乗るときだけ読むことにしよう。