和田誠映画ポスター、うれしい!

okatake2008-01-18

いつもより少し遅く五反田。家を出たのが1時間近く遅く、そうすると、ラッシュがまったく違ってくる。10時過ぎ現地到着。第一陣の潮が引き、浅瀬で潮干狩りの感覚でゆっくりガレージセールの棚をなめまわす。以下を買う。
1階での一番の買い物は、折り畳んで折り目があるが、和田誠の「シネ・ブラボー」の映画ポスター。全面に和田誠の描き文字とイラストあり。これはうれしかった。ほか、シュー・無想庵『巴里の秘密』、村山知義『暴力團記』日本評論社海野弘『流行の神話』フィルムアート、講談社世界名作全集はディケンズ『孤児デヴィッド』(『デビッド・カッパフィールド』の児童向け翻案)、エナジー叢書の『日本の旅・雑考』、杉山卓『テレビアニメ全集1』秋元文庫、「モダンジャズ読本71』、こどものとも、秋山ともこ『電車がまいります』、井上洋介が絵を描いた英文グリム童話絵本(難ありだが、かなりいいもの)、と以上が200円。これは持ってると思ったが、集英社吉田健一著作集』(日本の現代文学、頭の洗濯)300円は安すぎるので買ってしまう。
上にあがって、ここで一番の買い物は、新書館フォア・レディースの中でも珍しい、常磐新平『忘れやはするミス・ニューヨーカー』が525円。開場してもう一時間もたつのに、どうしてこれにほかの客は目をつけなかったのだろう。あの人もこの人もいたのに。ありがたく、いただく。昭和39年「平凡」付録の「オール人生相談」は、浜田光夫吉永小百合が表紙で200円か300円。買わなかったが、なないろさんが、『天国にいちばん近い島』元本の初版に3000円をつけていて、なるほど、と感心する。たしかに、見たことないよ。
レジにいた天誠さんから、今年3月いっぱいで店売りは止める、と告げられる。今後は目録と即売会中心に。お店が開いているあいだに、一度、顔を出したいとおもう。
昼は、学研の中村くんと打ち合わせがてら、一緒に食事しながら話す。ほんと、五反田の古書会館からすぐ、なんだよ。うらやましい。」
石川啄木マイブームで、『「坊っちゃん」とその時代』を読み返した影響で、半藤一利漱石先生がやって来た』学陽書房、人物文庫を車中で読む。青春18きっぷ一回分を五反田往復で使う。
夜、上々堂へ精算と追加補充。精算で得たお金で、妻と娘に「ジョナサン」でスイーツをごちそうする。ぼくはグラスワインにほうれん草サラダ。