週刊現代」今週号「ブックレビュー」欄に、『谷崎潤一郎の恋文』書評が掲載された。二年に一度くらい、お呼びがかかる欄。グラビアページに「『歌のトップテン』ここに復活!」というページが組まれてある。これはありがたい。さっそく切り取る。マチャアキ登場! 
ヨムヨムの日々が続いております。西加奈子直木賞受賞作『サラバ!』が届く。これは、久々に書く「赤旗」書評用。上下巻だったのか。すでに相当話題になっていて、「本屋大賞」も受賞するかもしれません。
これから庄野家の遅い新年会におよばれ。ずっと庄野家のために何かできないかと考えていたが、急に思い立って「夕べの雲」という歌を作った。これから新年会で披露するつもり。そんなことを思い立ったのも、昨年「夏葉社まつり」で「夏葉社のうた」を作って、バンドを組んだから。「夏葉社まつり」の余波がまだ続いている。
重いギターを抱えて、えっちらおっちら生田の山を登り、貸切の居酒屋で庄野家新年会に参加。楽しい3時間強だった。島田「夏葉社」潤一郎ジュニアの顔も初めて拝む。島田くんにそっくり。みんなに可愛がられていた。おとなしい赤ちゃん。あんまり可愛くて「耳、かじっていい」と言うと、「ダメですよ」と島田くん。「酢みそにつけて食べたらうまそうや」などと言うと、本気で嫌がっていた。こちらの陣営は島田夫妻に、みすずの宮脇さん、水玉さん、牛越ちゃん、そしてぼく。元河出の編集者や、庄野さんの『紺野機業場』の機業場が生家だという元編集者の方などが出席。庄野潤三研究家の上坪くんも。
庄野家の惜しみない愛に包まれて、という感じのなごやかな会だった。ぼくは作ったばかりの「夕べの雲」を持参したギターで歌う。これもいずれ、ぴっぽさんに歌ってもらおう。古本バンドのオリジナル曲がまた増えた。少しずつ新曲を増やしたい。