怠けているわけではないのだが、あれこれ事案がかさなって、身動きとれなくなってしまった。プラグが壊れたのか、エンジンがブスブスいってる。何か大きなミスをしでかさなければいいが。
気が付いたら、ちくま日本文学全集の『木山捷平』が三冊ある。「みちくさ」その他で、すでに何冊か売っているので、古本で見たらとにかく買うアイテムになっているらしい。「長春五馬路」という長編を入れたために、短編の数が少ないのが残念。短編だけでこのボリュームで一冊、というのが文庫であるといいのだがどうだろうか。文庫で一冊本で『木山捷平短篇集』。
火曜「オトパラ!」でマンガの話(空地と土管、石置き屋根の家)をするので、サンプルとして「ブ」で『もーれつア太郎』『うる星やつら』『キャプテン』の第一巻、コンビニコミックスで『ドラえもん』を買う。家の中からはとても見つけ出せない。こういうとき、「ブ」が使えるのだ。新書コーナーで、南正時『「寅さん」が愛した汽車旅』講談社+α新書を買う。へえ、こんなの出てたか、知らなかった。今月号「中央公論」が新書大賞特集号で、ぼくも依頼されてアンケートに加わっていますが、新書は飽和状態で、見逃しが多い。古本屋で「こんなの出てたか」と気づくケースが多い。サン毎編集部で、いちおう眼を通しているが、すべて届くわけではないので。