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夕べのお酒が残っている。昨日は、西荻「本の楽市」へ。信愛書店向いのもと理容店を使った古本市。着いたら、もう店内は押し合いへしあい。あの人もこの人も来ていて、すでにたくさん本を抱えている。この密集は途切れず続く。ぼくも次々と抱え、けっきょく5000円くらい買う。バカだなあ。そのあと音羽館へも寄って、こちらでも買ったが、いま見ると、本を入れた袋が三つぐらいあったはずが、一つない。どこかへ置き忘れたか。バカだなあ。けっこういい本が入った袋だったんだが。
午後、国立「ビブリオ」へ。あるイベントの第二回目が開かれる。それまでの空き時間、十松くんの運転とナビで、石原くんと一緒に、リサイクルショップへ。まあ、倉庫だ。家電から楽器、置物、二階に家具が処狭しと置かれている。ここに中古レコードが捨て値（シングル50円、ＬＰ100円）で売られているのだ。さっそくがさごそ、シングル６枚ほど。ＬＰにフォークの古いのがないかと探したら、一枚、「やったあ！」と大声を出す買い物あり。「マチャアキのピーターと狼」という1972年発売のＬＰ。思いがけぬ買い物で、伏兵ということばにぴったり。
夜、愉しみにしていたドラマ「ロング・グッドバイ」を見る。脚本は渡辺あや。凝った映像に見入る。