女子の古本屋

昨日が、ちくま文庫版『女子の古本屋』の発売日でした。なんとか増刷へこぎつけたい。どうしたら、広く手にとってもらえるか思案中です。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480428370/
つん堂さんがさっそく応援のことばを書いてくださっています。ありがたいなあ。
http://d.hatena.ne.jp/tundow/comment#c
午後外出。荻窪「ささま」を経て、西荻音羽館」をちょいと覗き、中央論新社Tくんとお好み焼「華家」で仕事の話。企画が通れば、この夏は、死にものぐるいで、あれもこれもやります。とここで宣言しておかないと、あれもこれも自信がない。毎月のように本を出している人、ほんとうにすごいなあ。
音羽館」均一で「東京おとなクラブ」を買ったのは「小特集/キム・ウンヨン少年」の文字に惹かれて。67年の少年マガジンに数号にわたり紹介されたのが、三歳にして三か国語をマスターし、高等数学も解く超天才ぼうや、キム・ウンヨンくんで、われらの世代は全員衝撃を受けたし、全員覚えているはず。いま読むとけっこう滑稽なところもあるんだが(「くまっ子が生まれた!」とか)、当時の少年マガジンの誌面をそのまま再録して、めちゃくちゃ懐かしい。
そのほか、あちこちでいろいろ買いました。
西荻の新刊書店「今野書店」が、駅近くに移転して、新店舗で客を集めている。文庫平台の「ちくま文庫」の新刊コーナーに、『女子の古本屋』が一番多く平積みされていて、しかも白い帽子をかぶった女性が熱心に読んでいる。「買ってくれ!」と念を送るが、置いていかれた。もっと強い念(フォース)が欲しい。奥のレジの女性の店員さんに名刺を渡して挨拶する。中央線で売れないと、これは売れない本なのだからして。
「アメトーーーク!」が、実家がお店をやっている芸人の巻。うちも一時期「うどん屋」をやっていて、何年やったのか、つぶれてしまった。ぼくも一時期店を手伝って、うどんを作っていたのですよ。