曇りだと風が涼しいなあ、高原に来ているみたい。坂を自転車で下りると、心地よい。国立駅前で食事、古本屋2軒。「ビッグイシュー」に、青山七恵『ひとり日和』について書いて送ったのだが、これ、京王線芦花公園」が重要な舞台となっている。「みちくさ」にヤマケイ私鉄ハンドブック『京王帝都』300円があったので、買う。
角川書店から山田深夜さん『電車屋赤城』が文庫化されることになり、解説を頼まれた。そうそう、単行本が出たとき、書評を書いた。それを気にいってもらえたようだ。こういうこともあるから、一本、一本の原稿を大事に書かないとな(あたりまえやろ! すいません)
「大阪人」の「旭区」の原稿約10枚、昨日書いたのを一晩ねかせて、チェックして送付。岩阪恵子『淀川にちかい町から』をフューチャーして書く。もっとたくさん引用したかったが、文芸の雑誌じゃないからね。
文運少し上向きか。これを大事にしたい。立川栄「ブ」外文棚にブローティガンが三冊。いずれも文庫化された作品だが、それでもねえ、ううんと唸って買う。すると、やけにタバコの匂いがする。超ヘビィスモーカーの持ち主だったんだな。まあ、虫はつかないだろう。
川端康成についてあれこれ調べる。岩波文庫漱石日記』を、用事があって読む。