600円しかない

酔っぱらって千鳥足でさきほど帰宅。

今日は、いろいろあった。「ビッグイシュー」は高峰秀子『コットンが好き』を書いて送付し、午後、神保町経由、サン毎へ。コミガレがいつになく充実していたが、財布を見たら600円しかない。3冊500円にとどめる。
サン毎終えて、新潮社へ。斎藤明美さんインタビュー。担当編集者がAさんというのに驚く。かつて「旅」(JTB)で著者インタビューしていたときの担当編集者。斎藤さんは、きっぷのいい、裏表のない、気持ちのいい人だった。高峰秀子松山善三が、気を許し、ついに養女にした人だけのことはある。楽しい取材だった。
「なずや屋」の棚に補充し、音羽館で、漱石虞美人草』ほか数冊を買う。ちょうど、家を出る前、BSの再放送で、小森陽一ほかが「虞美人草」を論じる番組を見ていたばかり。「虞美人草」再読のいい機会。
夜は吉祥寺で、「港の人」主催の小出版社と編集者、ライターの飲み会。その前、吉祥寺「ブ」の階段を上がったところで、友人のTくんにばったり。近くの喫茶店で情報交換。飲み会までの空き時間、楽しく過ごした。ぼくにはまだ運があるらしい。夜の飲み会も楽しかった。半分は初対面だったが、本つながりということで、そんな気がせず、和気あいあいと喋れた。帰り、国立下車で、ジャズバー「韻」で仕上げをしたら、これが余計だったみたいで、帰りフラフラだった。いまも頭がグルグルまわってる。
ちくま文庫版『女子の古本屋』、今日、見本が届いた。もっともっと大手をふって自慢したい。これは、正直言って、いい本です。