神保町「コミガレ」で三冊、文省堂店頭で「太陽」二冊(乱歩と植草さん)。サンデー毎日で仕事を終え、「ギンレイ」と思ったが元気なし。帰る。関川夏央『子規、最後の八年』講談社を読み始める。束があるので、500ページ近いかと思ったら400ページ強。本文用紙がいやに厚いのだ。めくるとき2ページあるかと、何度か指の腹をひっかけてみたが、それで1枚なのだった。ベースボールの訳語「野球」は、子規の創案と伝えられているが、この本では疑義を唱えている。
7月初め、取材で長野へ行けるかもしれない。BSで路面電車の番組見ていたら、無性にどこかへ行きたくなってきた。熊本、広島、岡山、函館、札幌などでは路面電車に乗ったが、鹿児島と富山、松山はまだ。乗りたいなあ。
数日、川端康成と格闘。「伊豆の踊子」を読み返す。鎌倉・長谷の川端康成邸は非公開なんだ。「芸術新潮」をあれこれ読む。保坂和志の実家が、すぐ近くといってもいい場所にあったそうだ。かつて山口瞳が両親と、目の前に住んでいた。鎌倉へも行きたくなってきた。