古本病のかかり方 見本!

午後、竹橋で、ちくま文庫『古本病のかかり方』見本を受取る。店頭に並ぶのは10日予定。今日はそのことに尽きる。これはいくつになっても、何冊本を出しても、フレッシュで子どものようにうれしいのなり。帰りの電車の中で拾い読む。8年前の文章(書いたのはもっと前)だが、なんだか、張り切って、がんばってるなあ、という印象だ。やや浮れすぎの個所もあり。まあ、いいか。
挟み込みのパンフは「ちくま日本文学」(全30巻)のお知らせ。ちくま日本文学全集の中から、30巻をちくま文庫の体裁で復刊するというもの。第1回配本は内田百けん、芥川、賢治、尾崎翠幸田文寺山修司。中身は同じ。前はちけん表紙など、装幀が凝っていたが、ちくま文庫仕様にしたことで、造本コストが下がり、1991〜93年時より安く、924円定価で売られる。