コクテイル文庫、増補改訂『借家と古本』

7日、TBS終えて帰宅。眠いのに眠れず、汗ばかりかく。
夕方、高円寺「コクテイル」。久住兄弟と角田光代さんのトークショー。立見の出る盛況。久住兄の巧みなリードで、中学時代の恥ずかしい話を連発。大いに沸く。客として翻訳家の鴻巣友季子さん、作家の井上荒野さん、長嶋有さんなどが来ていた。豪華な客席なり。
この日、コクテイル文庫第一弾、荻原魚雷『借家と古本』を見る。石丸澄子さんの装幀。いい仕上がりだ。すむーす文庫版同タイトル本は好評で、すぐ売り切れ、増刷が期待されていたが、増補改訂ののちコクテイル文庫に。コクテイルはもちろん、神保町「書肆アクセス」でも扱われるます。
トークショー終って、長嶋さんに挨拶。書評を書いている岡崎です、と言うと、「いつも熱い書評、ありがとうございます」とぺこぺこ礼を言われる。長嶋さんはぼくの贔屓作家で、できるかぎり書評を書けるよう、努力しているが、それを知っていてくれたようだ。
トークショーがはねて、久住兄弟、角田さん、長嶋さんたちと打ち上げに、近くの台湾料理店へ。ここはうまくて安かったなあ。
終電で帰宅したら1時半だった。