ガンだったりして

ええ、業務連絡ですが、お騒がせした「週刊新潮」の京都取材、9月14日発売分から4週連続で載るようです。よかったら、ぱらっと見てください。
今日は、サンデー毎日、終って「神保町ガイド」打ち合わせ、終ってグラビアの写真選び(「ルパン」で撮ったぼくの太宰のポーズまねっこ写真が使われることになった。バカ丸出しだが)。
これからサン毎コラムの原稿を書く。坂口安吾生誕100周年。今日は毎日漬けの日でした。
今日会った男性のなかの一人が、近日手術をすると、さらっと言ってのけたので、「ガンだったりして」と冗談めかすと、そうだという。3度目らしい。あんまりさらっというので、その後も天候の挨拶のようにガンのことを話す。良性らしいが、それでもねえ。自分だったら、こんなに何気なく告白できるだろうか。
春風亭小朝『胎動する落語 2』(ぴあ)を電車内でほぼ読む。
世田谷パブリックシアターから『SPT 3』届く。野村萬斎監修。工作舎の石原さんが編集にかかわっていて、1号からずっと、ぼくは演劇関連本のガイドを書いている。今回は「レパートリーの抜け道」。大竹伸朗小林康夫港千尋宮沢章夫といった書き手と並ぶのがちょっと面映い。
幻戯書房より野坂昭如編『けむりの居場所』という、愛煙家エッセイ選集が届く。嫌煙時代によくぞ!
新学社からは毎回「近代浪漫派文庫」を送っていただいている。『正岡子規高浜虚子』。