パンティ殺人事件って?

えー、なんでしょう。時だけが過ぎていくのであります。
彷書月刊」連載は天神橋筋商店街だ。やっと書いたら、ずいぶん字数がオーバーしてて、削って、削って骨だけになってしまった。
今日は、中央公論新社のFくんに、「中公文庫ものがたり」20枚分のゲラを返す。Fくん、女の子が産まれたって、おめでとうをいう。中公文庫総目録は10月中には出るはずだ。
都営浅草線で宝町から蔵前へ。今度は筑摩書房。「ちくま」の青木さんに、第一回連載「日月堂」17枚分のゲラ直しを渡す。今日は長篇のゲラばかり渡す日だな。
帰り、荻窪「ささま」に立寄る。樫原一郎『警視庁物語』(文藝春秋新社)はきつい赤の背が目に飛び込んできて買う。目次の最初が「パンティ殺人事件」ときた。奥泉光『鳥類学者のファンタジア』集英社の単行本がある。これも105円か。安いな。「おすぎとピーコの」とタイトルのついた軽装本2冊を買う。『こんなアタシでよかったら』と『悪口半分百人分』はどちらも昭和54年に別の版元から出てる対談本。前者の装幀とイラストが和田誠、後者が河村要助と豪華。山本との対談本もこれを狙っている。
そのほか数冊。
生田誠さんがまた絵葉書本を出した。『100年前の日本』(生活情報センター)は全ページカラーの大型豪華本。生田さんの絵葉書に賭ける熱が伝わってくる。
毎日新聞社出版局から電話。今年も神保町ガイドを出すという。急きょ企画も含め水曜日打ち合わせすることに。と、グラビアの写真選びも水曜日で、今週締めきりに。と、コラムの締切も今週、だという。
今週TBSは大島一洋『芸術とスキャンダル』講談社現代新書を取り上げるつもりで、ひたすら読む。またケツから煙りが出てきた。なんとか、つま恋までは生きていたいと思う。