恥ずかしながら帰ってきました

追加
向井透史くんの新著『早稲田古本屋街』未来社がとどきました。すっきりさわやかで、味のあるいい装幀は多田進さん。早稲田古本屋街の歴史は誰かが書くべきだったが、そのために生まれてきたような向井くんがやれて一番よかった。店の物語が、戦中戦後の若者たちの話(それぞれ店主になっていく)になっているところが読みどころ。向井くんの視線もそこに向いている。
「ちくま」10月号から「古本屋は女に向いた職業 女性古書店主列伝」が始まった。ああ、ぼくが書いてます。一回目は日月堂佐藤真砂さん。どこかの書店で手に入れてくださるとうれしい。狐・山村修さんの追悼文は、日刊ゲンダイで山村さんに書評書かせた、つまり「狐」の生みの親である竹村洋一さん。ほか穂村弘さんや、中野翠さんが小津のことを連載で書いているし、読みどころ多い。「つま恋」のことは、サンデー毎日グラビアでちょっと書きます。


無事、つま恋から帰ってきました。昨夜は終電ぎりぎりで掛川から浜松へ移動。カラオケボックスで「朝までやるぞ」と、しかし、みなばたばたと討ち死にし、今日、わが家へ戻ってきました。
とにかく、行ってよかった。そのひと言です。これに行ったか行ってないかで、ぼくのあとの三分の一の人生が変るかもしれない、と、まあそういうことです。
BSで生中継していて、ぼくが何度か映ったと、会場にいるころから、情報が届いてました。一番前のエリアでいい席でしたから。
いい思い出を胸にしまいこみ、これから戦闘体制に入ります。
日誌はしばらく休みます。