通り雨に降られて

追補
『エンツェルスベルガー詩集』の訳者は川村二郎、種村季弘、飯吉光夫。すごいじゃないか。しかも買ったときは気づかなかったが、段ボールの函から抜き出した本体は、背が白でほかは真っ黒。その白い部分には革が張ってある。なんとも好ましい本だ。
ひさしぶりに大阪の「ミーツ」編集部Oくんから電話あり。別冊で東京ガイドをやるので、神保町のページに協力してくれ、というので引き受ける。

昨日は立川署へ免許の更新に。ゴールド免許だから五年ごとで、しかも早く講習が終わる。しかし、この日は寒かったなあ。冬に逆戻りだ。
今日は、青山表現教室で古本講座2日目。終わりごろに、外はすごい雨となる。傘を借りて外へ出る。
青山一丁目から大江戸線東中野へ、そこで中央線に乗り換え。このルートは初めて。高円寺下車して、杉並書友会を覗く。花王名人劇場三周年公演のカタログは、大判で100ページ以上ある豪華な造り。装幀デザインを若き日の間村さんが担当している。かつて、間村さんから合本をもらったことがあるが、それは36までで、今日買ったのが37。ついてる。500円。いずみたく見上げてごらん夜の星を』は、いずみの楽譜つき曲紹介による自伝。和田誠がたくさんイラストを描いているので。300円。高木彬光『占い推理帖手相篇』ポケット文春、は文字どおり手相による運命鑑定本だ。あの高木彬光がねえ、これも300円だ。
「ささま」へ寄って、均一をごそごそ。315円棚から小島信夫、私の作家遍歴『黄金の女達』を拾う。これ、ラフカディオ・ハーンについて書いた本。ほか、105円から『エンツェンスベルガー全詩集』人文書院など。
かみさんの誕生日なので、家族でケヤキモールの中華へお食事。ここはおいしかった。
あ、海野弘さんの『海野弘 本を旅する』ポプラ社が届いた。へえ、こんな表紙になったか。とにかく海野ファンにはたまらない贈り物だ。じっくり読むぞ。
今年のひと箱古本市の出店場所の割り振りが決まった。ぼくは青空洋品店さん。ブックス・テンダーボタンさんと、あの噂の、噂の犀さんと一緒だ。たのしみ。この一年で、顔見知りやブログ仲間も増え、みんなに会うのも楽しみだ。
ここまで書いて沈没。