けものみち文庫1 『積んでは崩し』

okatake2008-08-17

涼しい朝。高原のような朝。昼過ぎからは雨。
「あった、あった。」は俵万智『サラダ記念日』。初版は3000部だったという。これはカバーの万智ちゃんの写真の効果が大きい。撮影は新潮社のカメラマン、田村邦男さん。ぼくも「週刊新潮」グラビアで田村サンに撮ってもらったんだが。
「遊歩人」が、5枚で5作、雑誌掲載の風俗小説を取り上げるという企画で原稿依頼があり、その準備を含め、奮闘する。5枚で5作というのがきついなあ。この倍は欲しいところ。
南陀楼さんから、けものみち文庫第一弾『積んでは崩し 南陀楼綾繁のブックレビュー&コラム 1999〜2004』が届く。いいタイトル(題字は「わめぞ」の核弾頭、武藤良子さん)。ほう、いい感じじゃないの。けものみち書庫とはこれか、と表紙写真に見入る。こうなっちゃうんだよなあ。本棚にマッチが多数置かれているのを発見。これはよく燃えそう。
文字組といい、レイアウトのバランスといい、可読性の高い仕上がり。さすがミニコミ王者なり。映画、音楽、マンガ、文壇、書店ものと、取り上げる本の目配りの広さも南陀楼流。
ぼくは南陀楼さんが、日記などで、実家のお母さんから叱られるのを読むのが楽しみ。本書でも雪の日、実家の書庫を整理していると「本の整理をするとどうしてそんなにテキパキしているのか」と絶妙なおしかりをうけている。永遠の小学生、という感じがいいんだよな。南陀楼さん、おざなりな紹介でごめんなさい。
娘がキャンプから帰ってきた。すぐ塾というのがかわいそうなところ。