中村誠一、奇遇!

okatake2008-08-01

早起きして、午前中に「本の時間大阪弁の小説ガイド8枚を書いて送稿。午後、神保町経由「サン毎」へ。「がらくた」展で、講談社文芸文庫田久保英夫『深い河/辻火』300円。雑誌のフロク2点。それに吉岡実『オール・クレーの食卓』書肆山田1000円を買う。これは、ほんと、いい本。タテキンで『青山時代の岡本太郎』展カタログ700円。
荻窪「ささま」で例によってごちゃごちゃ買う。仕事が忙しくなると、たくさん買ってしまうのはどういうわけ。太田裕美『背中あわせのランデブー』なんてのも買う。
吉祥寺移動。この夜、ジャズライブハウス「サムタイム」で、光文社の編集者二人と飲み会。というより、「読書の腕前」講座京都編に同行する編集者Yさんとの顔合わせの会だ。その前、「藤井書店」でごちゃごちゃ買ったのだが、その後、驚くべきことがおこる。この夜「サムタイム」に出演するのが誰だか知らないまま、「藤井」店頭で、新潮文庫中村誠一エッセイ集を買ったのだが、店でスケジュール表を見ると、なんと今夜の出演は中村誠一カルテットだ。なんという奇遇。若いYさんに、記念にあげる。すると目の前を中村誠一が通ったので、Yさんに「サインもらっといで」とけしかける。若い女性から、自分の古い本にサインを求められて嫌な気がするわけない。
この晩の中村誠一のアルトが冴えていたのはそのせいか。
3人でカラオケで締め。
「ぐるり」最新号、赤瀬川原平『昭和の玉手箱』東京書籍、川西政明吉村昭河出書房新社など届く。
あ、田川律さんの書き下ろしエッセイ『りつつくるあるくうたう』がビレッジプレスから出ました。60過ぎてから、川沿いをえんえん歩く習慣ができた「あるく」話がおもしろい。
メールが10本以上届いていて、そのなかに、連載原稿でいつもより一週間ほど早く締め切りがあったらしく「今日中になんとか」と書いてある。まったく準備していなかったので参る。しかし、今夜はどう考えてもできそうにない。