ユーミンベスト10

okatake2008-08-25

八月の雨だが、感触としては九月の雨だ。「ユーチューブ」でユーミンを続けて聞く(見る)。いまの気持でベストを選べば、「雨のステイション」「天気雨」「卒業写真」「夕涼み」「最後の春休み」「霧雨で見えない」「海を見ていた午後」「よそゆき顔で」「晩夏」「潮風にちぎれて」といったあたりか。
昨夜あたりから、肋骨の痛みが徐々に引き始めている。思ったより回復が早い。よほど体をねじらない限り、激痛が走らなくなった。溜まっていた仕事をようやく片付け始める。今週TBS用に、いま読書ブログで話題の黒岩比佐子さん『歴史のかげにグルメあり』文春新書をメモをとりつつ読む。ほんと、ていねいな仕事だなあ。資料や取材で得たことが、うまく自然に流れ込んで、著者のものになっている。これで番組一本作れそう。
神保町ガイド2008の下北沢取材もようやく着手。なんとか着地。一店あたり400字ぐらいしか書けないのがざんねん。
「あった、あった。」は、須田開代子『ストライクボウリング』70年、学研を。70年代ボウリングブームの立役者の一人が須田。検索したら、アメリカの病院で亡くなっていた。栄光のあとは、いろいろ不幸つづきだったようだ。長野の松代で、駅から数分のところに、朽ち果てたボウリング場を見つけた。まわり高い建物がないなか、屋上の巨大ボウリングピンが悲しげだった。70年代遺産だ。
ビッグイシュー」は、毎回何を取り上げようか迷うが、今回はロバート・B・パーカー『初秋』ハヤカワ文庫に決めて、ひさしぶりにラインを引いたところなど、紹介するためにスピード再読。やっぱり最後、泣いてしまった。疑似父子ものがたりと言っていいと思うが、こういうのに弱いのだ。