暖かい春の雨。本日より老母が数日、上京し、わが家で過ごすことになり、羽田空港まで迎えに行く。途中、神保町「新宿展」を覗く。数冊買う。昭和54年10月号「文藝春秋」野呂邦暢の初の戦記「死守!」掲載号、400円。文句なく買う。「アムール」でも文庫4冊。
羽田へ早く着いて待機。飛行機遅れ、なかなか姿を見せない。電話してもつながらず、ちょっと不安になる。母親を出迎え、リムジンバスの切符を買い、ほか、もろもろの慣れないことで疲れてしまう。立川駅行きはノンストップで、ほぼ予定時間通りつく。国分寺駅行きも何度か利用したが、こちらは府中へ寄ったり、高速降りてからもバタバタし、けっこう時間がかかる。だんぜん立川駅行きだ、と思う。
某所の文化講座で「書評」講座を依頼されたが、毎回の準備と、おそらく生徒さんの書いた書評作品もチェックなど、忙殺されることになり二の足を踏む。いま、その気力がまったくないのだ。