okatake2015-04-19

金曜、五反田「本の散歩展」ごちゃごちゃ買う。戦後すぐの大ベストセラー『日米会話手帳』の模倣本、『最新・実用 日米会話』を入手。手帳サイズ。昭和21年の刊ながら、3円50銭の印刷定価が消され、ハンコで30,00円となっている。この数年、インフレすさまじく、たとえば昭和21年に3円だった映画入場料が22年に10円、同じ年に20円とはねあがる。これもおそらくそういうことならん。
「六月劇場」は、「黒テント」の前身の一つ、アングラ劇団が出していた雑誌。津野海太郎はじめ、長田弘、野村修、海老坂武、平野甲賀長谷川四郎とそのまま晶文社人脈、であることがわかる。
午後、「スーパー源氏」棚に追加補充していたら、神田の古書会館へは寄れなくなった。サン毎で本えらび。夜は西荻で、前回風邪でキャンセルさせてもらった、本の雑誌・宮里くん、「本底」西牟田くんと来週23日高田馬場「芳林堂」トークの打ち合わせ。なんだ、西牟田くんも京阪小僧か。じゃあ、とお好み焼き店で打ち合わせをやろう。大阪弁飛び交う。ミックス・モダン3枚注文したら、厨房で3枚焼くのが難しいというので、1枚を目の前の鉄板でぼくが焼く。カカカ、サササ、ジュウと、手際のいいところを披露する。
土曜、「上々堂」へ補充精算。「いしはら食堂」は土曜休み。がっかり。楽しみにしていたのに。上々堂、いい本がよく売れている。いいお客さんがいるんだ。
インフルエンザ以来、ケータイのバッテリーが劣化し、へたったように、へたっている。いつも電池残量がすれすれという感じである。
夜は某所で仲間内によるシングル盤を聞く会。知らない曲多し。終わって宴会。
荒井由実アルバム「コバルト・アワー」の、松田幸一さんパートのハーモニカを集中して聞く(たとえば「雨のステーション」)。バックコーラスがハイファイセット山下達郎大貫妙子吉田美奈子だからね。