夕暮の緑の光

okatake2010-04-19

このところ、ずっと朝5時にめざめてしまう。こまった習慣がついたものだ。「あった、あった。」東日天文館について書いて送付。それから二度寝
午後、吉祥寺「無印」で買い物をして、西荻まで歩く。「音羽館」でごちょごちょ買って(なにしろ線引きありとは言え、『植草甚一読本』が100円なのだから)、広瀬くんと立ち話。お客さんから買ったという、和田誠の油絵を見せてもらう。うーん、いいなあ。「興居島屋」では澄ちゃんと、8月から再スタートする新店舗の話。店名も迷っていたようだが、ついに決めたそうだ。ほう、澄ちゃんらしくていい名前じゃないか。発表はいずれ。入口に貼ってあった、「本の散歩展」ポスターをはがしてもらう。
国立まで戻り、お金をおろして、「デ」でうろうろ。CDも、もうちょっときりがなくなってきた。5時、待ち合わせていたみすず書房の宮脇さんと開店直後の「笑笑」へ入り、できたばかりの「大人の本棚野呂邦暢随筆選『夕暮の緑の光』見本を一冊もらう。やっぱり色は緑か。タイトルはずいぶん迷ったようだが、こうしてみると、これでよかった。なんともいい感じではないか。みすずから出た本に自分の名前が入るとは、照れくさいような誇らしいような、しかし暖かいものが身体を流れていく。宮脇さんと生ビールで乾杯し、少し話す。「大人の本棚」シリーズ、一時中断していたが、またこれから徐々に出るみたいだ。今週の半ばあたりから、書店には並ぶ予定。2600円プラス税と値は張るが、それだけのことはあると思う。
辻原登さんから新刊『闇の奥』文藝春秋をいただく。「世界各地に残る小人伝説を追う一大冒険ロマン」と帯にある。いま、ちょっとパラパラとページをめくったら、阿倍仲麻呂、それにサリンジャーという名前がでてきた。これがどうつながるのか。
木村衣有子さんの新刊も拝受。木村さんは文章もいいが、写真もいいなあ。ぼくの知らない大阪がたくさん出てくる。エンテツさんのブログから、以下紹介文

http://enmeshi.way-nifty.com/meshi/2010/04/post-3850.html

ネットで受信するラジオで、坂崎と拓郎のオールナイトニッポンを聞く。