とうとう……

ここで、みなさんにどうしても申し上げなければいけないことができました。
ちょっと動揺しているので、うまく伝えられるかどうか不安ですが、とうとう、あの佐野繁次郎カバーの、五木寛之『風に吹かれて』集英社文庫を、今夜、家族で行った砂川「ブ」で入手しました。105円。
こんな日がいつかは来ることはわかっていましたが、見つけたときは、いっしゅん、本当に「あれ」なのかと疑いました。でも、あれ、だったんです。やっぱり、いいなあ。あれ。
村上春樹の生原稿流出問題が騒ぎになっていますが、ぼく、これ、見たよ。神保町のあの古書店で。難しい問題ですね。出元は安原さんでしょう。村上春樹の生原稿だからこれだけ注目されるのだ。現存作家で、生原稿にこれだけ値がつく人はほかにいないでしょう。
と、思っていると、この件について、西日本新聞から原稿依頼があった。どうしましょうかね。