みんな、あたりまえなのだ

寒い朝、TBSへ。関川夏央『おじさんはなぜ時代小説が好きか』岩波書店を紹介。朝食会に出たあと、ハイヤー音羽の光文社へ。新書編集部のMくんと打ち合わせ。だいぶ、かたちになってきた。なんとか、がんばってまとめたい。
地下鉄で池袋へ、西武線に乗り換え、所沢へ。彩の国古本まつり。本は、長新太『やわらかい頭』リブロポート735円、小沢信男『悲願千人斬の女』筑摩書房525円、向井敏『探偵日和』毎日新聞社315円を買う。そのほか、ジャズのCDが安かった。4枚買う。
帰宅して、ゲラを戻したり、あれこれして今日締切の原稿にかかるがはかどらず。あきらめて、明日、早起きして片をつけることに。CSで「海辺の家」という、ケビン・クライン主演の映画を見る。ガンで余命いくばくもない男が、別れた妻のもとにいるヤク漬けで化粧をした息子を引き取り、家を立て直すという話。悪くはないが、けっしてよくはない。なんだか、話の進行がみんな、あたりまえなのだ。