村上春樹

だいぶ暖かくなってきました。昨夜は、明大アカデミーの生徒さんたちと国立の某所で飲む。そこで驚くべき事態が発生した。
「岡崎さん、飲んでも変わりませんね」と言われ、一度、学生時代に地獄の酔いを経験した話をしていると、カウンターで飲んでいたおっさんが急に飲み過ぎで腰砕けでよろけて、「あ、ちょうどこんな感じ」と、説明していると、そのおっさんが床に倒れてしまう。後頭部をかなり強く床に打ち付け、店内は騒然。一緒に飲んでいたおっさんも酔いつぶれている。すぐさま介護を仕事にしているクボタくんが駆け寄り、脈を取り、吐瀉ブツが逆流して喉を塞がぬように、身体を下に向けるなど活躍。救急車が来るなど大変な騒ぎに。よくあそこまで、正体を失うほど酔えるものだと、感心してしまう。
西日本新聞の原稿依頼は受けることに。増田書店で村上春樹の記事がある「文藝春秋」を買う。CSで「十二人の怒れる男たち」を見る。4、5回目かな。それでも問題なくおもしろい。三谷幸喜和田誠の対談を読み返し、楽しさ倍増。三谷の発言が秀逸。本が出るたび、送ってくれる、吉田篤弘さんの新著『という、はなし』(筑摩書房)が届く。フジモトマサルによる「ちくま」の表紙と、それにつけた吉田さんの文章のコラボ本。フジモトの絵は、さまざまな動物による「オン・リーディング」だ。