朝、CSで吉村公三郎「一粒の麦」を観て、感服する。すばらしい演出。ムダなコマがまったくなく、ショットのさばきも正確で鮮やか。ううむ、驚きました。1958年の作品。東北から東京へ中卒で集団就職していく若者たちの群像と、彼らを見守る教師(菅原謙二)を描く。お化け煙突が4本から2本に変わるシーンあり。しきりにメモを取る。
http://movie.walkerplus.com/mv28291/
昨日、新刊2冊を、血縁や知人に発送すると、手持ちがなくなった。あわてて追加で注文。本が出ると、その前後、けっこう忙しい。サン毎の原稿も送付。イチオシは、いしいしんじ『毎日が一日』(毎日新聞出版)。そうそう、珍しく朝ドラ「とと姉ちゃん」を見ております。いつ花森安治が出てくるのかと。