とと姉ちゃん」のトトさま(父親)が死んでしまいました。合掌
昨日は、サン毎で本選び(見開きでの10冊というのはこれが最後、以後一ページに)。担当のSさんが「これまでは10冊のバランスを考えて、いろんな本を選んでくださってましたが、これからは、本当に岡崎さんが面白いという本だけを、自由に選んでくださってかまいませんよ」と言ってくれる。サン毎の定期収入におぶさっていただけに、経済的には苦しくなるが、新しい仕事という認識で前向きにやろう。よりマイナーな本、小出版社の本、たまにはインディーズの本なども取り上げていこう。
午後、雨は止み、桜が散り始めて、道路にピンクのまだら模様を作る。これはこれで風情あり。東西線で「高円寺」。西部古書会館で「青札市」。@ワンダー、千年堂、中央書房などが出品。2冊えらんで買う。続いて「西荻」。盛林堂で『古本屋写真集』30冊ぐらいにサインを入れる。残り在庫、200冊台になったそうだ。いよいよ完売近し。均一で佐野洋子を一冊。音羽館へ行く途中、中央線文学散歩の第一人者・H先生と遭遇、立ち話。「東京新聞」特別版をもらう。ここにH先生が角田さんほかをガイドし、自ら執筆した文章が掲載されている。いいものをもらった。
音羽館」広瀬くんに、22日「東京堂トークのチラシを置いてもらえるように渡し、少し立ち話。23日は、同じ神保町で、広瀬くんのトークがある。四月から五月連休にかけて、あちこちイベント盛りなり。
西荻改札に戻って、原書房Hさんと待ち合わせ、酒場の二階で打ち合わせ。ぼくのバラエティブックを作ってもらえることになり、見本となる各種記事スクラップのコピーを一束手渡す。ぼくは、本、古本の、と思っていたが、Hさんは、もっと幅広く、芸能や食といったところまでと言ってくれ、そうか、それならあれもこれも、と頭が動き出す。作る過程が楽しみ。秋田料理を出す裏路地バーへ移動し、そこでハイボール。5時間に及ぶ、編集企画、雑談、飲み食いのクルーズであった。春の宵の帰り道、酔っ払って、少し気力がみなぎり、犬のように吼えたくなる。