okatake2016-04-06

昨日、曇り空のなか、都心へ。「スーパー源氏」河野さんを訪ねて、本格的にネット古本屋「岡崎武志堂」をスタートさせる、その相談に行く。ホームページの立ち上げ、サイト運営など全面的にサポートして下さるというので、ホッとする。ありがたいことだ。できることからやって、安定運営を目指す。
「ギンレイ」で、日本映画「恋人たち」を観る。重く、哀しく、切ない映画だ。140分とやや長めで、事実、ちょっと長いかなとも思ったが、最後には、やっぱりこの長さが必要だと思う。観てよかった、と思う。ほとんど見知った役者が出ておらず(光石研木野花などは別)、それもよかった。美男美女が愛について、ぐだぐだ語り、トラブルを起こす、という作品ではなかったから。しかし、あとで知ったが池田良など、すでに活躍している俳優だった。
http://eiga.com/movie/81579/
夜は中野で、光文社Nさんと「第二 力」で、できあがった『読書で見つけた こころに効く「名言・名セリフ」」を前に乾杯。飲み食いしているあいだ、ずっとメニューの横に、本を立てかけておいた。ずっと帯の中江有里さん(いい解説を書いてくださった)写真をちらちら見ながら、酒と刺し身が美味い。Nさんとはいろんな話をする。出版界のこと、テレビのこと、本のこと。近くのトリスバーで締めて、見本10冊が入った中央線に。混んでます。
帰宅すると、扶桑社から『ここが私の東京』見本、坪内祐三さんの新刊『昭和にサヨウナラ』(扶桑社)が届いていた。どちらも「en-taxi」連載の単行本化で、担当も同じTさん。じゃあ、Tさん、大変だ。一日に新刊2冊が出来上がるのはぼくも初めて。おかげでぐっすり眠る。
さきほど、盛林堂小野くんと電話で話したら、1000部限定の『古本屋写真集』、すでに在庫が300を切り、250部ぐらいとのこと。一年かけて売ればいいよ、なんて言ってたら、あっというまに売切れそうだ。増刷する予定はまったくなく、煽るようだが、気になる方はお急ぎを。また、唐津「西海洞」さんから、「古時計」の貴重な情報をもらったり、千林「川端書店」がすでに閉店したことを知ったり、その後の追補情報も、来る新生「コクテイル」のトークショーでご披露できそう。こちらのお申し込みもお早めに。そんなにたくさん人が入らないから、直前だと参加が難しいかもしれない。また、煽ってぇ。

岡崎武志×古本屋ツアー・イン・ジャパン 古本屋写真集』刊行記念トークイベント
■出演:岡崎武志小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン)
■開催日時:4月17日(日)17時からスタート(16時30分開場)
■場所:コクテイル書房(杉並区高円寺北3-6-13)
■入場料:1,500円
■定員:20名(完全予約制)
■主催:コクテイル書房、盛林堂書房
■協力:西荻ブックマーク、古書 音羽館
■予約:盛林堂書房にメール又はFAXにて(電話は不可)
Eメール:seirindou_syobou-1949@yahoo.co.jp
FAX:03-6765-6581

また肝心要の前代未聞の「古本屋写真集」も絶賛発売中ですので、引き続きよろしくお願いいたします。
「書肆盛林堂」→http://seirindousyobou.cart.fc2.com/ca6/193/p-r-s/
■取扱店:「徳尾書店」「ハーフノートブックス」「聖智文庫」「喇嘛舎」「古書 善行堂」「古書ますく堂」「モンガ堂」「古書いろどり」「オヨヨ書林」「古書一路」「北書店」「市場の古本屋ウララ」「古書ビビビ」「古本案内処」「音羽館」「トマソン社」「本の雑誌社」「古書ドリス」「徒然舎」「江口書店」「古書日月堂」など