今日は雨、しかもちょっと蒸すなあ。
昨日、締め切り一日遅れで(いかんなあ)、時事通信の書評、安田敏朗大槻文彦 言海』を送る。いやあ、けっこう専門的な言語学の知識が散りばめられ、難しかった。それで、どこを突破口にして書評に仕上げるか思案したのである。それで一日遅れた。ここをこうして、こんなふうに書き始めてと方針が立てば、一時間で書ける。
今日は今日とて、初めてもらった仕事で、「月刊みんぱく」の依頼で1000字、いちおう民俗学文化人類学に関する文章をということで、これも畑違いで、ナニを書くかで、また迷う。けっきょく、山頭火や寅さんを据えて「放浪」と「定住」について書くことに。下調べのため、図書館へ行く。自分の部屋にある本でも、そこそこ役に立つはずだが、ちゃんと整理分類された図書館で本を探す方が早い。
先日の「白い扉」素描展と、トーク&ライブに参加された男性で、詩を書いているという方から、『風来坊ふたたび』を恥ずかしくなるほど激賞される。「七月堂」で買い求められたとのこと。現代詩をちゃんと読んでいる方に、そう言ってもらえると心丈夫である。うれしくなって、もう手持ち在庫がない『風来坊』(スムース文庫)をコピーに取り、お送りする。素描展が終わるまでは、なんだか落ちつかない。
「ブ」で、ちょうどこういうのが欲しかった、学研のポケット科学図鑑「鳥」を見つけ買う。同じ「鳥」でも、姿かたち、色など全部ちがう。それを眺めて楽しんでいる。ビニールカバーははずした。和菓子の包装紙でくるもうかと思う。