秋の風が吹いて舟をたたむ頃 あんな幸せにも別れが来るのね 過ちなんて誰にもあるわ……有馬三恵子作詞、筒美京平作曲、南沙織歌唱。あれ、タイトル何だっけ? というわけで物忘れが多い私です。あ、「哀愁のページ」でした。
今週末から連休となり、締め切りが一日早まって、本日「サンデー」原稿を書きます。トム・ハンクスの短篇集を取り上げる。ワクワクするなあ。中断していた、西八王子「白い扉」での個展、「岡崎武志素描展」として、動き出した。昨日、オーナーの高橋さんと、ガストで打ち合わせ。10月末から3週、土日のみ開廊となる。すでに相当数の作品を描きあげている。油絵も一枚、なんとか出展したい。何かないかぎり、なるべく在廊したい。多摩ディランこと、画廊オーナーの高橋秀幸さんとトーク&ライブも考えている。古本も売ります。まあ、絵はそんなに売れなくても(少なくともあの人、この人は買ってくれるはず)、楽しくやりたい。古ツアさんとの「青春18古本旅」の本も着々と原稿を上げ、イラスト地図を描き、進行中。予定通り出せると思う。あ、ちょうど個展の時期と重なるかも。
4年前だったか、両国「緑壱」の時も、元気を失っていたら、豆ママの柳ケ瀬さんが、「おかざきさん、元気出して下さい」と、声をかけてくれ、すべて準備万端、下働きして下さったのだった。ぼくは、もっと柳ケ瀬さんに感謝しないといけない。そして、今回は「白い扉」の高橋さん。暑さ、という以外にも、いろいろあって、まったく息をするだけの人間になっていたところへのお声がけであった。ありがたい。ぼくには守護神がついているらしい。
先日のナンダロウくんのトークショー打上げで、ナンダロウくん、魚雷くんと、夏葉社七周年の「古本バンド」は、スタジオに入っての練習が楽しかったなあ、と話す。来年は、夏葉社と善行堂が十周年。ともに、あるいは合同で何かやるだろう。その時、また「古本バンド」を再結成したい、と話し合う。バカにならないとダメだな(もともとバカだが)。つまらぬことをくよくよ考えても仕方がない。