大好評のトークイベント「45回転の人々」。いよいよ記念すべき第10回を迎えます。今回はノンフィクション作家の故・黒岩比佐子さんの代表作『音のない記憶──ろうあの写真家 井上孝治』復刊(コミー出版)を記念した、“井上孝治「想い出の街」写真展”(5/3〜5/6)のオープニング・イベントとなります。井上孝治さんは福岡で写真館を経営しながら、昭和30年代の街の人々にレンズを向け続けました。いったんは廃棄される直前までいった数多くのフィルムは、ひょんなことからスポットライトを浴び、アルル国際写真フェスティバルで展示されるまでになりました。日本のアンリ・カルティエ=ブレッソンと呼んでもいい彼の写真の数々をご堪能いただくとともに、ドーナツボーイズの軽妙なおしゃべりをぜひお楽しみ下さい。

【ドーナツボーイズ・トークショー「45回転の人々」第10回】
岡崎武志郷原一郎のドーナツボーイズ(http://goo.gl/nhxBtp
が、築半世紀の木造家屋をリノベーションした「おうちギャラリー」の一室で、昭和歌謡の知られざる系譜をたどっていきます。
井上孝治さんの写真には、天真爛漫な昭和の子どもたちが多数登場します。そこで今回のメインテーマは「ちびっこ歌謡」。昭和の時代に登場したおませな歌手たちを通して、ちびっこたちが昭和歌謡に果たした役割は何だったのかを浮き彫りにします。
◆ほかにも「誤植をした歌謡曲」、「奇天烈な物語歌謡」「新発見! ご当地歌謡」など、いつもの重箱の隅をほじくるディープなテーマをはじめ、現在、ドーナツボーイズが『しんぶん赤旗』紙で連載をさせていただいている「昭和歌謡わしづかみ考現学」より、「上京歌謡」「GS」「大阪歌謡」などもご紹介したいと考えています。
◆そして、オーディオ・ファンのみなさまにご注目をいただきたいのが、1960年代に作られ、現在も元気に回転し続ける奇跡のビクター真空管ステレオ「りんごほっぺ号」。「チーム45」の面々による修理改造は現在も進行中です。彼らの努力が支える真空管ステレオの底力をご堪能ください。

◎日時:5月3日(祝日・木)午後4時〜午後6時(開場:午後3時30分)
◎場所:ギャラリービブリオ(JR国立駅南口徒歩2分)
http://www.gbiblio.jp/
投げ銭:1000円ぐらいを希望いたします。すみません……。
◎事前予約20人限定です。参加を希望される方は、このメールに返信いただくか、以下ギャラリービブリオのお申込みフォームから、「45回転の人々 参加希望」とお送り願います。
http://ur0.biz/EELd

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