引き続き、おだやかな年の瀬。加藤千晶さんニューアルバム「嘘つきと音楽のはじまりに」を聞きながら、所用をこなす。加藤さんのテンポのいい音が、背を押してくれる。
地下にいると、チャイムの音が聞えず、家にいるのに宅急便を受け損なう。前の担当者は、わかっていて電話してくれたが。昨日も家にいたのに受け損なう。ゲラ一束で、早い方がいい。宅急便担当者に電話して、夜、届けてもらうことにする。仕度をして、自転車で駅へ向っていると、その宅急便の車を見つけ、追いかけ、停まったところで手を振る。「おかざきです、○○さんでしょう? 荷物、ここで受け取ります」と、無事わが手へ。こんなこともあるのだ。
夜は西荻、古本者忘年会。ぼく、古ツア、盛林堂、モンガ、むしくい、だいぶオクレて音羽館が参加。しかし、経営の話になると、みんな景気がよくない。広瀬くんの愚痴も初めて聞いたな。「むしくい」くんも、来年店をやってるかどうか、なんて心細いことを言う。モンガさんの千葉にあるコンテナ倉庫を、見学に行き、処分しようと、じつに勝手な話で盛りあがる。みんな大変だ。元気出して行こう。