昨日は好書会経由、西荻。盛林堂に依頼していた、年賀状印刷を受け取る。まったく、そんなことまで盛林堂に頼るなよ、と思いつつ、お願いししてしまった。おかげで助かった。今日は年賀状書きだ。全手書きイラストのデザイン年賀状が知り合いには届くと思います。
盛林堂で、アメリカとフランス、それぞれ映画のガイドブックみたいの、洋書で薄く、四角くかっこいいのを買う。あと、裸本で状態は悪いが、見たことがない佐藤春夫新聞小説『武蔵野少女(をとめ)』も100円で。挿絵がいっぱい入っている。里子に出した娘がいて、これを預かる老夫婦が田舎で百姓を、みたいな話だが、じつは西武線東伏見」駅下車の上石神井住まい。いまなら関町、富士町が最寄りの町だが、昭和初年当時もっと上石神井村は宏大であったか。老夫婦の妻が「さいきん、音が出るものができて」みたいなことを言い(正確でない、記憶で書いている)、これがなんと「ラジオ」のことであった。音羽館へ向う途中、散歩堂さんとばったり。これから用事があるから、と言っていたが15分だけお茶することに。最初、散歩堂さん案内により、ビルの6階にあるカフェへ行くが、がら空きなのに、「予約でいっぱい」と断られる。すごすごエレベーターで降りながら、「ひょっとしてオレたち、店の雰囲気に合わないから断られたかも」と話し合う。大阪弁を話すおっさん、古本の袋と、たしかに店に合わないかも。まあ、絶対二度と行かないからいいが。で、「ドトール」で、ちょっとコーヒーを。これでいいのだ。音羽館へ、2月22日「中川フォーク ゲスト中川イサトさん」のチラシを置かせてもらいに行く。店員2人がサンタとトナカイの着ぐるみを着ていた。よく似合っている。古本屋では新しいやり方。広瀬くんはクリスマスツリーの着ぐるみを着るとか。ピカピカ電飾が光るやつ。これは行かなきゃ。「サンデー」いつもより締め切り早まり、これからやります。これが年内最後。