昨日は午後、のっそりと外出。盛林堂に補充と、こないだの古本市の売上金をもらう。助かるなあ。本を減らしたばかりなのに、均一で真崎守ほかを買う。バカである。盛林堂は、先代のおじいさまの時代から、大晦日まで営業とのこと(京都「善行堂」もそう)。正月休みも三が日だけ。いや、働くねえ。その盛林堂・小野くんにもらったラピュタの招待券を使って、ひさびさ阿佐ケ谷「ラピュタ」へ。ちょうどいい時間に「モンローのような女」https://filmarks.com/movies/35139が上映、これを見る。渋谷実監督。真理明美という見たことあるようなないような女優がヒロイン。ぼくは俳優の巧い下手が、わからぬ方であるが、これは下手。この下手さが、もともと大して面白くないプロットを台無しにしている。(どうするつもりだよ、これ)と見ている際中、何度か思った。森光子の達者さと、笠智衆の酔いっぷり、加藤武の達者さが目立つ映画であった。これがデビュー作という山本圭が、青春丸出しできゃんきゃん吠えてうるさい。タイトルデザインが真鍋博で、音楽が黛敏郎と、これはかっこいい。「終」が出て、「第一部」とあったが、第二部は作られなかった。ひんぱんに登場する電車(笠が踏切番)は鶴見線らしい。
荻窪移動、毎日新聞社にいる小学校の同級生Mおよび、その同僚J、ライターの井上理津子各氏とぼくという四人組で年に一度か二度飲む。その忘年会。電気ブランを出す「かみや」https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13013596/で。J氏の従兄で、ネルドリップコーヒーの研究普及https://ameblo.jp/carmojapan/theme-10092731284.htmlをしている男性がゲストで加わる。実家がお茶屋さんで、お茶の話をうかがう。勉強になった。
先日の古本市の客で、何をしている人か、12月は22回ぐらい忘年会がある、と言っていたが、ぼくはせいぜい2つか3つ。Mもこれからしばらく飲み会が続く由。昨日はみんな「寒い、寒い」と言っていたが、ぼくはそれほどでもない。仕事部屋も、今年冬まだ、暖房を入れていない。いま現在室温は15度で、これ以上下がることはあんまりない。ひざかけをすれば十分。