昨日「サン毎」原稿を送り、外出。西荻「盛林堂」「音羽館」に、12月9日銀盛会館での古ツアさんとの古本市(まだ、なんの準備もできていない)と16日「中川フォーク/ゲストはジンタらムータさん」チラシを置いてもらう。盛林堂に少し補充。音羽館では広瀬くんと喋りたかったが不在。9日西荻ブックマーク100回記念イベント(西荻こけし屋」)に登場することになっているが、何をしたらいいか、まったく見えていない。相談したかったが、広瀬夫人が「とにかく、岡崎さんには来ていただければ」と言うので、そうすることに。
荻窪「ささま」へも、同様の二種、チラシを置いてもらうことに(って、もう10日前なのだが)。東西線に乗り継ぎ「サン毎」編集部へ。本えらびと、年末の回顧ページの打ち合わせ。前の担当のHさんが「『赤旗』の昭和歌謡の記事、読みましたよ」と言ってくれる。そうか、読んでくれた人がいるんだ。ありがたし。Hさん、以前も、ぼくが深夜に出演したFM放送も、偶然チェックしてくれたそうで、そう言ってくれた。
この夜は某SP堂さんから席を譲り受け、TBS落語研究会を国立小劇場へ聴きに行く。九段下から半蔵門へ地下鉄駅で一本。まだ時間があるし、ととっぷり日の暮れた皇居周辺を歩き始める。やっぱり地下鉄に乗ればよかった。夜だし、殺風景だし、人通りは少ないし、2キロ強が長く感じた。この日の演目は、さん若「水屋の富」、小せん「紋三郎稲荷」、菊之丞「らくだ」(仲入り)鯉昇「持参金」、トリが花緑中村仲蔵」。菊之丞「らくだ」が、この日のハイライトで、いやあ、この聞き慣れた噺が新鮮で、じつによかった。くず屋が脅かされて酒を飲み、豹変していく様に工夫あり。ううん、と唸る出来映えだった。ぼくは前から花緑には点が辛く、今回も余計なくすぐりを入れ過ぎて、全体の噺のバランスを壊していると思えた。小さんとインスタント味噌汁のCMなんて話題、もう笑えませんよ。手堅くすっきりとやってごらんなさい。その腕はあるんだから。
今朝は早起きして、ひさびさの依頼「ビッグイシュー今年の10冊2600字を一気に書く。