困ったなあ、ロバート・B・パーカー再燃から始まって、ジェームズ・リー・バーグ、ヘニング・マンケルなど、終りなきむちゃくちゃ再読の旅が始まった。その間隙をぬっての書評用の本読みと、雨に降られて、家に閉じ込められてよかった。金曜は、「ギンレイ」で2本。「パトリオット・デイ」「ハクソー・リッジ」。どちらも実話もの。人がたくさん死ぬ映画、という要約はまずいだろうが、事実その通り。夕方から「末広亭」と思っていたが、力つきた。月末までになんとか。吉村萬壱『回遊人』を読んでいるが、ありえたかも知れないもう一つの人生を描く、という意味では川上弘美『森へ行きましょう』と類似する。ただし、『回遊人』は、一種のタイムスリップもの。吉村さん、プロフィールを見てオドロキ。生まれたのは松山市だが、小学校途中から枚方市で育っている。長尾高校から京都教育大学へ。双子の漫画家がいるという。なんとか、どこかで著者インタビューの機会を作って、枚方話をしたい。