西和夫『二畳で豊かに住む』(集英社新書)という面白い視点による住居論があるのだ。ごぞんじだろうか。百けん、高村光太郎漱石・是公の下宿、子規など、ほぼ二畳の生活圏で暮らした人たちの話。茶室や隠者の庵など、三畳あっても、じっさいの生活は二畳ほどで済ませていたことを考えると、極小の究極の暮らしが成立する。じつはぼくも、21畳分の地下で、書庫と書斎を持っているが、床はすべて本で埋めつくされ、ベッドとその脇のパソコン机と椅子でしか、身を置けない。まさに二畳生活だ。
ますく堂が、お盆あたりに、またまた移転(といっても、隣りの隣りぐらいらしいが)するということで、新店舗の応援イベントを、ごぞんじ世田谷ピンポンズくんと一緒にやることになった。8月31日と日だけ決っている。ピンポンくんとトーク、そのあと、ピンポンズ・ワンマンショーということになろうか。詳細が決まったら告知します。29日は、世田谷ピンポンズくんデビュー5周年イベントが開かれる。