終日、ゲラの束と格闘。再校でも、まだ目につくミスや、語法の間違いなどがある。きりがないな。酸欠の金魚のようにアップアップしている。
集中力が続かず、ちょっとやってはベッドでごろり。そう言えば、昨夜、銀盛会館にナンダロウくんにつきそって、担当編集者の原書房・百町くんが来ていたが、その場に小山「古本屋ツアー・イン・ジャパン」力也くん、それにぼくもいたから、百町兄弟が揃ったことになる。つまり、みな百町くんに本を作ってもらった面々、というわけだ。
打ち上げで、北原(尚彦)さんと、けっこう喋ったが、気配りの人格者で、人を不快にするようなことを言わず、有益な情報をいくつか得た。メモしておけばよかった。いつもながら、盛林堂小野くんには、すっかりお世話をかけた。
荻原魚雷くんとのトークイベント(東京神保町「東京堂書店」)の告知も始まった。7月19日。ちょっと、ぼくは「やりすぎ」の感があり、飽きられやしないかと心配だが、まあ、魚雷くんがいるからだいじょうぶでしょう。魚雷くんの母親から「ケズられ」話もたっぷり聞きたい。これは新書になりそう。荻原魚雷『ケズられ男のユウウツ』。これまで、母親と娘の確執について書いた本は沢山出ているが、母親と息子の葛藤は珍しい。各社編集者のみなさん、早い者勝ちです。
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